用語を理解!DSCR(借入償還余裕率)とは?

不動産投資で理解しておくべきDSCR

不動産投資をする上で理解しておくべき言葉として、「DSCR(借入償還余裕率)」というものがあります。
これは「DSCR(Debt Service Coverage Ratio」の略で、不動産投資のために借り入れた金額が安全かどうかを示すものです。
DSCRはDCRといわれることもあります。

不動産投資では、物件を購入する必要があります。
マンションやアパートの購入費用は高額になることが多いため、ローンを組んで毎月返済していくのが一般的です。
この返済金額が自分にとって安全な額であるかどうかを判断するために、DSCRを用います。

最近は不動産投資に関する業者が以前よりも多くなり、DSCRを積極的に使う担当者が増えてきました。
しかしこのような業者の中には、DSCRという横文字を使うことで、投資家を騙そうとするところもあります。
そのため横文字だからといって難しく考えず、借入償還余裕率という日本語で覚えておくと良いです。

DSCRとはどのように計算されるのか

DSCRはNOI(正味稼働利益)という数字を、返済額で割ったものです。
DSCRは一見すると難しそうに感じる指標なのですが、実際はとてもシンプルな計算式で算出することができます。
NOIとは、「物件が稼働したときに生じる利益」を指します。
このときの利益とは家賃収入ではなく、そこから管理費や修繕費、光熱費などの経費を引いた額のことを指します。

上記の計算式で算出したDSCRに単位はなく、「1.5」などの数字になります。
計算した数字が1.6くらいまでであれば、その返済額は妥当なものと判断して大丈夫です。

このように、計算した値がどのような数字になるかで、返済金額が安全なものかどうかを検討することができます。
もし返済金が妥当なものでないなら、早く対策をする必要があります。
家賃収入を増やしたり、経費を削減するなどして、DSCRを適切な数値にする必要があるのです。

難しそうな言葉に騙されないことが大切

DSCRは、以上のような特徴をもつ言葉です。
最近は不動産投資にさまざまな業者が関わるようになっており、その業者の中にはDSCRを頻繁に使うところもあります。
しかし良心的な業者はこのような専門用語をむやみと多用せず、できるだけ分かりやすく説明してくれます。

そのため難しそうな言葉に騙されないように気をつけましょう。
そして悪質な業者を避けるためにも、きちんとDSCRについて理解しておくことは大切です。
横文字で難しそうな言葉ですが、実は比較的簡単に計算できる数字なのです。
不動産投資で分からない言葉が出てきたときには、その都度調べることが大切です。


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